独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)

ロシアによるウクライナ侵略がどうなっていくのか予断を許さないところです.いろいろなニュースを見ている中で,プーチン大統領がゼレンスキー大統領をナチ呼ばわりしていたのがなぜなのか気になってました.偶然,図書館で借りていたこの新書では,ペレストロイカ後の情報公開で明らかになった証拠資料を基づく研究成果である,第二次大戦時の独ソ戦の新定説を解説しています.ウクライナはまさに独ソ戦の戦場となっており,このあたりの歴史的背景も,プーチン大統領ウクライナにこだわる遠因なり減員になっているのではないかと.なお,ゼレンスキー大統領をナチと呼ぶ理由そのものではないようです.聞きかじりですが,ウクライナにネオナチがいるのは事実っぽいですが,ゼレンスキー大統領がネオナチに協力する拝啓なり根拠は全くなさそうだ,とのこと.

www.amazon.co.jp