データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

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矢野和男
草思社
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第1-4章はウェアラブルセンサ等で行動(腕の動き、人との面会など)を計測し、これが著者がU分布と呼ぶ確率分布にあてはまることから、人間行動の物理と心理の関係を議論し、行動原理として1/Tの法則を導出する。第5章では、ビッグデータによる富の創出のための3原則を著者の経験に基づいて明記し、仮説をコンピュータに生成させるための独自技術である跳躍学習(Leap Learning)が目指す運転判断型の人工知能技術"H"と、ヒト・モノ・カネの中で特にヒトのデータがキーになることなどを述べている。