スマートマシンがやってくる情報過多時代の頼れる最強ブレーン

posted with amazlet at 14.08.17

ジョン・E・ケリー3世スティーブ・ハム
日経BP社
売り上げランキング: 709

Amazon.co.jpで詳細を見る

IBMが言っているcognitive computingが目指しているものや、将来のコンピュータと人の関係、watsonの位置付けなどがわかった。

+ 第2章学習システムの構築
- WatsonPath: ユーザインターフェース
- メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター、ウェルポイント、IBM
+ ワトソンは現時点で、60万ページ相当の医学的エビデンス、42の医学誌および臨床試験の200万ページ相当のデータ、数千の病歴を読み込んでいる。
+ 第3章
- (p.67)リオでのストームの影響を表す数学モデルをつくった。・・・特定地区の降雨量を最大40時間前に90%の確立で予測できる。
- (p.74)NORA(Non-Obvious Relationship Awareness)として知られるジェフの技術は、関連する情報どうしのつながりを明らかにすることができる。・・・Bringing Down the House(邦題:「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」)や映画21(邦題:「ラスベガスをぶっつぶせ」)でも取り上げられた。
+ 第4章五感の拡張
- このコグニティブチップは「神経形態学的電子工学システム(SyNAPSE)」という共同プロジェクトの最初の成果物である。
- 2013年半ば、IBMは第二世代のチップを生み出した。設計名を「TrueNorth(トゥルーノース)」という。
+ 第5章データ中心のコンピューター
- 高密度の三次元パッケージにメモリーとロジック、メッセージ機能を統合する「スケーリングイン」である。(cf. スケーリングアップ、スケーリングアウト)
+ 第7章
- 「コムスタット」と呼ばれる犯罪統計システムをスタートさせた