2014年に読んだ本のまとめ

32冊(内Kindle 6冊)。ちなみに2014年は全48冊(内Kindle 9冊)。計算機科学テキストを6冊読了(さらに2冊途中)したので数は少なめになった。

 エッセイ: 


 女性のエッセイなので、なかなか読まない本だが、佐藤優つながりで読んでみると非常に面白かった。読んでいるときは小説だと思っていたほど。

コンピュータビジネス1: 


 計算機科学の周辺では、近未来に実用化が期待される量子コンピュータ人工知能に大きな動きがみられたが、既にビジネス利用が進んでいるビットコインの今後の動きも目が離せない。マウントゴックス事件やモノのインターネットへの活用の社会的影響も大きいし、通貨とは何かを問いかける。

コンピュータビジネス2:

 良い意味で、今年一番期待を裏切った本。少なくとも日本ではこういう活動はあまり知られていないと思われる。技術を世の中に伝えるモチベーションを上げてくれる。未来医療とは真逆のアプローチに見えるが、今後の発展に期待。

計算機科学テキスト1: 

 「バッドデータハンドブック」とともに、データ分析を実務とする人にはお勧めしたい。これからやるなら、Rよりもipython+notebook+pandas+sklearn!

計算機科学テキスト2: 

 少し前の本だが、オープンデータの利活用を支える技術の理論である記述論理を解説した教科書。

小説: 

 京極夏彦の新シリーズ。小説としては「夜のピクニック」もよかった。