素粒子はおもしろい (岩波ジュニア新書)

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益川敏英
岩波書店
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素粒子の世界を小中学生レベルでわかりやすく解説。半分は益川先生の学生時代や、研究者や学会についてののエピソードとなっている。1)基礎研究ほど価値が高い。少年科学クラブを「遊び」と言って睨まれても、子供達にそれを伝えようという信念。2)基礎研究が世の中の役に立つには100年要する。それを見届けられなくてもやりとげるという覚悟が求められる。3)世の中の役に立つことを優先しすぎると、真に科学的な仕事に携われなくなるというリスク。1-3のいずれも、子供達に伝わるとよいな。