機械との競争

機械との競争
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これまでにも、破壊的な汎用技術の発明によって、それまで仕事は機械に取って代わられ、新たに創出された仕事を人間が行ってきた。混乱と痛みを伴うこともあったが、変化に適応する時間的な余裕があったため、総じて富を増大する方向へ発展する結果となった。だが、リーマンショックによって失われた雇用が回復しないことを見ても、今後はコンピュータがもたらす指数的な技術進歩のスピードに人間は対応できず、機械が仕事を奪う一方になるという。人間と機械の関係が大きく変ることだけはまちがいなさそうだ。