2015年に読んだ本

今年はマンガ以外は16冊。順位をつけるまでもないので、全部リストする。なお、★印が2015年のベストです。

コンピュータ・科学

Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (Make:PROJECTS)

★数学的推論が世界を変える―金融・ゲーム・コンピューター (NHK出版新書 394)

遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える

カーネル多変量解析―非線形データ解析の新しい展開 (シリーズ確率と情報の科学)

意見分析エンジン―計算言語学と社会学の接点

Emacs Lispテクニックバイブル

国内

革命のライオン　小説フランス革命１ (集英社文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

火花 (文春e-book)

眩談 (幽BOOKS)

海外

その女アレックス (文春文庫)

ミラー・メイズ〈上〉 (創元SF文庫)

ミラー・メイズ〈下〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙 上 (創元ＳＦ文庫)

内なる宇宙 下 (創元ＳＦ文庫)

その他

【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める！

内なる宇宙 下 (創元ＳＦ文庫)

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東京創元社 (2014-12-19)
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 鈴木光司の「らせん」や「ループ」みたいな世界になってきた。テューリアン人の価値観は面白い。さすが宇宙人。どうやら、三部作「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」のあと、少し空けてから、出版されたものだそう。さあ、三部作にチャレンジしたものかどうか。やめるなら今しかない。

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

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ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
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 テューリアン人、ガニメアン人、ジュヴレン人、地球人、、、ややこしいがやっと世界観に慣れてきた上巻。でもまだ、内なる宇宙のことはよくわからない。ミラー・メイズと同じで、誰が誰やら、描き切れていない。どうも、この作家に、この点を求めるのは無理みたい。だが、この世界はこの世界で、面白さはある。

 

ミラー・メイズ〈下〉 (創元SF文庫)

ミラー・メイズ〈下〉 (創元SF文庫)

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ジェイムズ・P. ホーガン
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 「内なる宇宙のあとがき」では「近未来政治スリラー」という言い方をしています。当たってます。

ミラー・メイズ〈上〉 (創元SF文庫)

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ジェイムズ・P. ホーガン
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 この本の感想、書いてなかったっけ。SFっぽくないとかどこかに書いたような気がするんだけど。

革命のライオン (小説フランス革命 1)

革命のライオン (小説フランス革命 1)

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佐藤 賢一
集英社
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 小説フランス革命の1巻。ミラボー、ロベスピエール、ネッケル、ルイ16世、ラ・ファイエットらが登場。貴族の視点をもつ第三身分の議員、ミラボーが豪傑ぶりを発揮。もはや流血は避けられない情勢に。2巻が楽しみ。

眩談 (幽BOOKS)

眩談 (幽BOOKS)

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京極夏彦
メディアファクトリー
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 怪談めいている短編集なのだが、日常の中に一箇所だけ空いた闇の物語のようなもの。基本的には日常のことなので、闇に気づいている当人も、それを怖いというよりは、気になる、ちょっと厭だ、という認識しかしない。
どんな話だったか、細部まで思い出せないのに、何かをきっかけに、輪郭だけ思い出すことが、もしかするとあるかも、ないかもといった、理性の一角が少しだけ狂ってしまったような読後感がよい。